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先日、私も驚きましたが・・・
ネットでは「ミュゼプラチナムが経営破たん」という記事が出ていました。

 

 

本当に倒産してしまうのでしょうか?
私もミュゼプラチナムで脱毛を行っている一人として心配なニュースです・・・

 

 

 

そもそもミュゼプラチナムってどんな会社?

ミュゼプラチナムは「株式会社ジンコーポレーション」が運営する女性専用の脱毛サロンです。

株式会社ジンコーポレーションは髙橋 仁さんが2002年に設立され、同年にミュゼプラチナム1号店をオープンしました。

 

 

1号店がオープンしてから今年までの13年の間に187店舗まで店舗数が増え
ここまでの店舗拡大・成長が出来たのはミュゼプラチナムの経営方針にありました。

 

 

他の脱毛サロンやエステサロンではスタッフ一人一人に「売上ノルマ」があり
ノルマを達成する為、スタッフが強引な勧誘をしていました。

 

 

しかし、ミュゼプラチナムではノルマがなくインセンティブ・歩合制という給料制ではなく固定給の為、スタッフは勧誘をしなくてもきちんと給料が貰え勧誘が全くないサロンを作ることが出来ました。

このようなノルマのないサロンは珍しく、勧誘が苦手という方や勧誘を断るのが面倒という利用者が多く、多くの方が勧誘のないミュゼプラチナムを利用するようになりました。

 

 

 

 

ミュゼプラチナムの料金

勧誘がないだけでなく、他のサロンに比べかなりコストパフォーマンスがいいのも売りとなっています。

 

 

今なら100円でワキとVラインの脱毛が回数無制限で好きなだけ施術を受けることが出来るキャンペーンを行っています。

 

 

このコストパフォーマンスの良さはどこのサロンと比べても軍を抜いています。
私も前回のキャンペーン100円でワキ脱毛し放題で契約をしています。

 

 

最初は本当に100円だけで何回もワキ脱毛が出来るのか?あとあと別料金をとられるのではないか?など不安でしたがそんなことはなく本当に100円でワキ脱毛が出来ました。

 

 

私たち利用者にとって100円でワキ脱毛し放題は嬉しい話ですが
ミュゼプラチナムは利益を出せているのか不安になります・・・

 

 

 

調べてみたところ、上記のようなコストパフォーマンスのいいキャンペーンで契約をされた方が
キャンペーン部位の脱毛をすると他の部位も脱毛したくなってしまい
キャンペーンの申し込みで来た利用者の約7割が他の部位も契約をするそうです。

 

 

他の部位の契約があるということはきちんと売上は作れていそうですね。

 

確かにミュゼプラチナムへ通っている方は元々ムダ毛の悩みがあって通っていますので
他の部位も脱毛したくなる気持ちが分かります。

 

 

 

 

なぜ売上があるのに経営破たんなの?

色々な情報がありますが、恐らくミュゼプラチナムの会計基準に問題があったようです。

 

通常脱毛サロンなどの複数回通わなくてはならないところは
最初に一括で支払ってもらったお金を「負債計上」とします。

負債計上とは簡単に言うと「まだ他人のお金」ということです。

 

 

その後、最初にい支払って貰ったお金を施術をするたびにその分だけ売上と計算していきます
ミュゼプラチナムでは上記のような負債計上しなければならないお金も全て売り上げとして計上しています。

 

 

この売上を使い広告費だけで月に10億円使っていたり
ゴルフやサッカーのスポンサーをしていました。

高橋仁社長個人も競争馬を購入するなどかなり羽振りがよかったようです。

 

 

みなさんもご存じだと思いますが沢山売り上げがあるとその分税金を沢山支払わなくてはなりません。
ミュゼプラチナムの場合は全てを売上にしているので沢山の税金を支払っていました。

 

 

利用者から解約・返金があった場合は過去に支払った税金分は会社が負担し返金をしています。

 

 

つまり、負債計上しておけば売上から支払わずに済んだ返金を
わざわざ沢山の税金を支払ってから返金をするというマイナスな会計基準ですね・・・

 

 

凄くムダを感じます・・・
というか、先のことを考えていなかった結果・・・というイメージです。

 

 

他にも色々なところから借金をし、支払いが滞っているという記事も見ました・・・
非常に心配です。

 

 

とはいえ、ミュゼプラチナム利用者からするとコストパフォーマンスの良さや、接客の良さなどはすごく魅力です。
会計基準を見直し立て直して欲しいですね。

 

 

 

 

 

 

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